高校生が国際コミュニティーにデビューしました。

2020.11.09

 新型コロナウィルスへの感染予防対策を実施しながら、2020年11月1日(日)に生徒主催のTEDxJiyugaokaGakuenが開催されました。TEDxJiyugaokaGakuenは世界90カ国が参加しているイベントの一部で、高校生が実施することはめずらしいため、開催前日にはPatrick Newell氏がプレゼンテーションの指導に来て下さいました。Newell氏は、カリフォルニア州で行われている講演イベント「TED」を、「TEDxTokyo」としてトッド・ポーター氏とともに立ち上げた方で、本校の生徒達を応援して下さっています。生徒たちは苦手なプレゼンテーションを1か月以上練習してきました。そんな生徒たちを応援するために、国際色豊かなゲストが来校して下さったため、生徒たちは世界の人と協働する楽しさや、自分の可能性を引き出す方法を知るきっかけになったのではないかと思います。

patrick2本校の生徒にプレゼンテーションの極意を説明するPatrick Newell氏

 生徒たちは、排気ガスの問題、新しい発電方法、ライフスタイルの提案など、様々な視点で気候危機への対策をプレゼンテーションしました。大学生や企業の方から、「大人よりもうまい。アイディアが素晴らしい。」と言われたプレゼンテーションもありました。また、熊本高校からオンラインで議論に参加して下さった生徒さんもおり、国内外の学生や企業人をつなぐ創造的なイベントになりました。

生徒のプレゼン写真プレゼンテーションをするTEDxJiyugaokaGakuenのリーダー(2年生)

生徒たちのプレゼンテーションのテーマ 

車の排気ガスによる地球温暖化(1B 阿部,平野,石倉,畢)
  ITは生み出すのか。はたまた壊すのか(2A 白羽,小林, 五月女,(熊本高校)畑中)
  わたし達にできるサスティナブルなライフスタイル(1A 鍋谷,伊藤,諸橋,西澤,安江)
  地球温暖化で問題視されている干ばつについて(1B 栗原,山城,好田,米山)
  僕たちができる地球温暖化対策(1B  平松,木島,南城,石黒)
  化石燃料に頼らない発電方法(1C  日下,阿部,西野,本多)

kawamuraグローバルに活躍している河村氏によるプレゼンテーション

 

 最後はオランダ在住の起業家の河村氏が、便利さを追求することによる環境への負荷について英語と日本語でプレゼンテーションを実施して下さいました。河村淑斤氏は東京出身オランダ在住。16歳から北米・東南アジアを一人で放浪してアディダス本社勤務を経て2016年にオランダへ移住、VR技術を視能訓練に応用する会社を起業し、ヨーグルトの廃棄率を削減するための新製品ををエストニアの企業と開発するなどグローバルに活躍しています。また、沖縄県で「あきらめないというメンタリティ」を子供たちに教える活動もしています。生徒たちは、自由で力強い生き方に感銘を受けたのか、このプレゼンを聞いたあとの授業ではいつもより積極的になっていました。生徒たちには、いつも広い世界を見て自分の可能性を信じて邁進して欲しいと願っています。

 

この記事を書いたメンバー
今井 朝子
今井 朝子
(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後フリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信 審議会専門委員を兼務。

<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了