２６年度３月 部内コンテスト 横浜三渓園

2015.03.14

３月１４日（土）、卒業生の送別会を兼ね、名だたる日本庭園の冬景色を撮影に行きました。梅の盛りは過ぎ桜にはまだ早い微妙な時期でしたが、花に頼らずに幽玄の美を表現することを意識しました。 当日は小雨交じりの曇天という悪条件。しかしそれがむしろ枯野の趣を引き立てる効果を生み、味のある作品が撮れたように思います。

金賞：
まるで水墨画のような一枚です。背景は散り際の梅林ですが、あまり色味がないためモノトーンの美を妨げず、フォーカルポイントの烏を引き立てています。

銀賞：
橋に佇む二人の姿がアクセントとなり、単調になりがちな景色を引き締めました右奥の屋根と黒松の重複が惜しい点。

銅賞：
庭園の広さを収める意図でのパンフォーカス。右に振れば良い構図になります。