東京科学大学でワークショップに参加しました。

2025.04.25

東京科学大学で開催された、猪原健弘教授主催の合意形成ワークショップに参加し、これからの複雑な社会で成功するために必要だと言われている「チームで活動すること」の重要性を改めて実感しました。

猪原研究室では、意思決定に関わる諸問題を数理的な枠組みを用いて表現・分析し、私たちの生活に有用な、社会の振る舞いについて研究しています。

猪原教授と記念撮影
猪原教授との記念撮影

今回は、1人で考えるよりも複数人で考えたほうが、より良い結論にたどり着けるということを体験させて頂きました。

猪原教授によるオープニング
猪原教授によるオープニング
東京科学大学のワークショップルーム
東京科学大学のワークショップルーム

ワークショップでは、NASAゲームを1名、2名、4名のグループで実施し、合意形成の結果がどのように変化するかを比較しました。NASAゲームとは、不時着した宇宙船の宇宙飛行士が助かるために必要なものを選ぶというゲームで、NASAの模範解答と比較することによって合意結果の良し悪しを数値化することが可能です。

猪原教授のアドバイスを熱心に聞く生徒たち
猪原教授のアドバイスを熱心に聞く生徒たち

課題を解く時のチームの人数を1名,2名,4名と増やすと、ほぼ全てのチームで正答率が上がりチームワークの大切さを改めて実感しました。生徒も教員も、学ぶことが多いワークショップでした。猪原教授、一日がかりのワークショップと大学の案内をありがとうございました!

 

 

この記事を書いたメンバー
今井 朝子
今井 朝子
(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後ユーザビリティーに関するフリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信審議会専門委員、Salzburg Global Fellow(世界をより良くするために活動しているリーダーのための国際NPO)、Karanga執行役員(社会性と情動の学び、生きる力の学びを広めるために活動している国際アライアンス)群馬県非認知教育専門家委員会委員、SEL Japan 運営メンバーを兼務。

<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了