COVID19後の世界をデザインする
2021.01.22
自分の意見を表現できるようになったら、実際に、学校外の人々と共同作業をやってみる必要があります。これによって、人と一緒に新しいことに挑戦することの楽しさが実感できるようになり、学ぶことや、社会に出て新しいことに挑戦することが楽しくなるのではないかと考えています。
校外の人と実際に共同作業を体験できる場はいくつか用意しているのですが、今日は、世界の子供たちとパンデミック後の世界をデザインするイベントについてご紹介します。
現在、ACM(Association for Computing Machinery)というコンピュータ分野全体を対象としている国際学会が「COVID-19後の世界を再考しましょう!」という内容で、子供たちの意見を集めています。日本の子供達にも参加してもらいたいと思い、スペイン、ギリシャ、アメリカの方々と一緒に、私もこの活動に参加しています。本校の生徒だけではなく、全世界の子供たちからの意見を募集しているので、ご関心がある方はこのリンクをクリックしてぜひご参加下さい。海外の小学生は、学校の先生と一緒にチームで投稿しています。日本の小中高生には実践的な英語の勉強になると思いますので、ぜひチャレンジして下さい!皆さんのアイディアを楽しみにしています。
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今井 朝子(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後ユーザビリティーに関するフリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信審議会専門委員、OECD SSES National Project Manager、Salzburg Global Seminar Fellow(世界をより良くするために活動しているリーダーのための国際NPO)、Karanga執行役員(社会性と情動の学び、生きる力の学びを広めるために活動している国際アライアンス)群馬県非認知教育専門家委員会委員、SEL Japan 運営メンバーを兼務。
<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了