本校のSELが慶應義塾大学のシンポジウムで紹介されました
2024.07.11
本校ではAIの時代の到来にひるむことなく、仲間と共にそれを駆使して自分の道を切り開けるような生徒を育てようとしています。そのために、新しい教育を研究・開発している世界の団体と協力しながら、新しい教育を実践しています。特に、エモリ―大学が開発した、社会性と情動と倫理のテキストであるSEE Learningは、2年以上教えています。その理由は150カ国以上で採用されていること、また将来、生徒たちが幸せになり、国際的に活躍するために重要な内容が多いためです。
協働している団体の中に、慶應大学理工学部観想研究センターがあります。このセンターは、
AI 時代、人間であることの意味が問われ、再構築されつつある今、幸福とウェルビーイングに基づく個人・社会システムのつながりの土壌づくりのために、どのような教育が必要なのだろうか。人間として育むべき知恵は何か。
という問いを持っており、SEE Learningの研究者を招いて、2024年3月7日に慶應義塾大学三田キャンパスでシンポジウムを開催しました。そのシンポジウムで本校の教育を紹介しましたので、その動画を紹介させて頂きます。
We are trying to nurture students who will not flinch in the face of the coming age of AI, but who will be able to use it to their advantage to create their paths, together with their peers. To this end, we are collaborating with organizations worldwide that are researching and developing new forms of education, and we are adapting and implementing new forms of education, such as Social Emotional Learning (SEE Learning) for our students. In particular, SEE Learning, developed by Emory University, has been taught for over two years. This is because it has been adopted in more than 150 countries and has many essential contents for students to be happy and internationally active in the future.
One of the organizations we collaborate with is the Center for Contemplative Studies at Keio University’s Faculty of Science and Technology. This center held a symposium on March 7, 2024, at Keio University’s Mita Campus, inviting researchers who are developing SEE Learning. We introduced our education at that symposium and would like to share the video .
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今井 朝子(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後ユーザビリティーに関するフリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信審議会専門委員、OECD SSES National Project Manager、Salzburg Global Seminar Fellow(世界をより良くするために活動しているリーダーのための国際NPO)、Karanga執行役員(社会性と情動の学び、生きる力の学びを広めるために活動している国際アライアンス)群馬県非認知教育専門家委員会委員、SEL Japan 運営メンバーを兼務。
<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了