外務省の方と国際理解について意見交換しました。

2025.03.27

外務省の山崎様が本校にお越しくださいまして、海外での活動に関心がある生徒と意見交換をして下さいました。

本校からは、アジアイノベーション大学がカンボジアで主催したワークショップに参加した生徒が、海外での活動について報告を行いました。彼女は、人生初めての一人での海外旅行だったのですが、自分でパスポートもビザも取得し、大人顔負けの行動力でカンボジアの文化を体験してきました。今回は、様々な食文化を紹介しながら現地での発見や驚きを語り、カンボジアに行ったら食べるべきもののリストを説明してくれました。

カンボジアでの活動を報告する生徒
カンボジアでの活動を報告する生徒

山崎様は、国際理解について解説して下さり、海外訪問時の事例を紹介してくれました。特に特に印象に残ったのは、現地と日本との歴史的な関係を知った上で活動していることでした。

海外訪問について説明する山崎様
国際理解について説明する山崎様

今後、海外で活動する場合には現地と日本の歴史的な関係は調べてから渡航することを、生徒に勧めると共に、自分自身もやろうと思います。実際、インドのBoseさんという方にお会いした際に、「Rash Behari Boseを知っていますか?それと同じ、Boseです。」と言われたことがあったのですが、お恥ずかしながら私は知りませんでした。インドの独立に貢献した人で、日本との関係が深った方だそうです。

グローバル人材を育てるためにボランティアで尽力して下さっている、山崎様に心から感謝しております。

 

この記事を書いたメンバー
今井 朝子
今井 朝子
(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後ユーザビリティーに関するフリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信審議会専門委員、Salzburg Global Seminar Fellow(世界をより良くするために活動しているリーダーのための国際NPO)、Karanga執行役員(社会性と情動の学び、生きる力の学びを広めるために活動している国際アライアンス)群馬県非認知教育専門家委員会委員、SEL Japan 運営メンバーを兼務。

<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了