新しい世界で生きる準備をしましょう!

2020.05.07

こんにちは!
STEAM教育担当の今井朝子です。

新型コロナウィルスという未知のウィルスの拡散を阻止するためには、今、私達にできる一番大切なことはSTAY HOMEです。学生の皆さんも、自宅で頑張っていることと思います。教職員一同、皆さんを応援しています。

現在、STAY HOMEを実現するために、世界中で新しい試みが実施されています。対面で行われていた会議や学会などはオンラインに移行しようとしており、ネット上では世界中の研究者が活発に意見を交換して、新しい未来を作ろうとしています。今まで何十年かかっても実現されなかったことが、新型コロナウィルスの拡散を収束させるために急速に実現されています。
STAY HOMEで世界を旅することもできます。
https://go.matterport.com/destinations.html

今回、電気通信大学 梶本研究室の梶本教授が、最先端の博物館を紹介して下さいました。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

ブログ

3Dビュー映像はPCやスマートフォンで見ることができますが、VR映像として鑑賞するには専用ゴーグルもしくはメガネが必要です。VR用のゴーグルは買うこともできるのですが、梶本教授は自分で作っちゃいました!今回、皆さんのために作り方を公開してくださいました。(今は、STAY HOMEが一番重要なので、家の中にあるものでぜひ実験して下さい。私は自分の鏡で作ってみました。)老眼鏡の位置を調整すれば3D(立体的)で見えて面白いのですが、2Dでも十分楽しめると思います。

老眼鏡でHMDを作る方法

皆さんが映画やゲームで見ている3D画像は、現実世界の中の「立体的に見える」ということを、コンピュータを使って実現したものです。この機会に、慣れ親しんだ日常にある技術を、深く考えてみるのも良いと思います。

メガネ型ディスプレイで、ものが遠くに見える理由
レンズってなんだろう?
(キャノンサイエンスラボ・キッズ)

クリエイティブで楽しい梶本先生の研究室はこちらです。
http://kaji-lab.jp/ja/index.php?people

実際に研究成果を見たい人は、梶本研究室を見学させて下さるそうなので、興味のある研究をチェックしておいて下さい。新型コロナウィルスが収束したら、一緒に見学に行きましょう。

勉強は、こんなに楽しい世界につながっています!!
未来を見据えながら、一緒に頑張りましょう!

この記事を書いたメンバー
今井 朝子
今井 朝子
(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後ユーザビリティーに関するフリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信審議会専門委員、OECD SSES National Project Manager、Salzburg Global Seminar Fellow(世界をより良くするために活動しているリーダーのための国際NPO)、Karanga執行役員(社会性と情動の学び、生きる力の学びを広めるために活動している国際アライアンス)群馬県非認知教育専門家委員会委員、SEL Japan 運営メンバーを兼務。

<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了